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2025.12.13

第10回ダック技建チャリティプロアマ2025 会場/熊本ゴルフ倶楽部城南コース

 北九州市で空調衛生設備や消防設備の設計施工・建設資材販売など設備事業全般を手掛ける株式会社ダック技建の徳永明彦代表と北村晴男弁護士との共同主催による「第10回熊本復興支援チャリティプロアマ」が令和7年12月13日㈯に、熊本県熊本市南区の熊本ゴルフ倶楽部城南コースで開催された。

 熊本県への復興支援として熊本県御船町出身の徳永明彦代表(78歳)が立ち上げ第10回目。義援金100万円を受け取った木村敬熊本県知事は「167名のゴルフの輪で、今年もご支援を頂くことが出来て本当に有難うございました」と御礼、さらに藤木正幸御船町長も「支援の輪を広げて頂いていることに感謝を申し上げます。熊本地震から10年が経ちましたが振り返れば、多くの方々に支えて頂いて来た中で学んだことは人は一人では生きていけない、人を助けられたのは人でしかなかったということです。この縁を次の世代へ繋げていくためにも、また来年お会い出来たらと思っています」と感謝の言葉を述べた。

 

プロアマ総勢167人がゴルフを通じたチャリティ支援

 

 同社と所属契約している北村晃一プロや2014年賞金王の小田孔明プロを始め、九州を拠点に活動する男子プロゴルファーの後押しを兼ねたチャリティゴルフは大会主旨に賛同する20社が協賛(賞金総額1.200万円※一部義援金)、総勢167人(プロ42・アマチュア125)が参加した大会当日は御船町の藤木町長が始球式を行い、参加者たちはプロからの貴重なアドバイスを受けるなど和気藹々としたムードに包まれ、ゴルフを通じた復興支援は活気に溢れた。

 アマチュアの部(ダブルペリア)は米村寿朗さんがグロス77(ハンディ7.2)ネット69.8で優勝。プロの部は4アンダー68ストロークで並んだ和田章太郎(フリー・29歳)と藤本直樹(芥屋GC・24歳)が優勝を分け合い、また男子選手を上回る6アンダー66ストローク台をマークしたオープン参加の女子プロ、岡山絵里プロ(ニトリ・29歳)には急遽特別賞として10万円が贈られた。

 今シーズンを韓国ツアーで過ごした和田は「今年参戦していたKPGAツアーでは思うような成績が残せず苦しい1年でしたけど、来年も韓国ツアーを主戦場に日本ツアーにもスポットで参戦する予定なので、応援して頂けると嬉しいです」。欠員補充で急遽参戦した藤本は思わぬご褒美に「今年3月の頑張れ大牟田に続き、シーズンが終わった師走のプロアマ大会で優勝することが出来て嬉しいです。来年は良い成績を残して再来年に繋げられるように頑張ります」と笑顔に満ちた。

郷土の御船町をTerrace

 主催のダック技建で顧問弁護士を務める北村晴男氏が東日本大震災の復興支援として続けているチャリティゴルフに倣い、継続して来た徳永代表は「これからも長く続けられるように、皆さんのご協力を頂きたいと思っています」。2016年熊本地震で未曽有の事態に直面した御船町の支援を目的に、2022年11月には郷土愛をカタチにした温浴施設併設の7階建てホテル「Mifune Terrace」をオープンさせ3年目。災害時には被災者の受け入れ協定を町と結んだ施設とともに、これからも屋号に記した明るい未来を照らし続ける。

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